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2014年11月21日金曜日

オーガニックEXPO 2014に行ってきました

皆さん、こんばんは。

今日は、東京ビッグサイトで開催されている『オーガニックEXPO 2014』に行ってきました。東京ビックサイトで開催されている数々の展覧会には、今までに何度も訪れていますが、今回のこの『オーガニックEXPO』には初めて行ってきました。

この展覧会では、食べ物、飲料(茶葉など)、家具、衣服、化粧品、ヘアー製品など、オーガニックであることを基準に集まった企業が集まり、各々プレゼンテーションをしていました。




私の今回の目的は、「自分のサロンで使用するオーガニックのスキンケア化粧品選び」でした。

実は、会社にまだ勤めていた去年秋頃から探しはじめて、なかなか「これだ!」と思える化粧品に出会えず早1年。

サロンのプレオープン中から「スキンケアのフェーシャルコースがあったら是非受けてみたい」というお声をちらほらいただいます。私は、前社での海外派遣当時のエステティック活動の経験から、フェーシャルトリートメントを他の方に施して差し上げることが大好き。そして、私自身がフェーシャルの心地よさ、深いリラクゼーション効果、精神的な幸福感などを実感しているので、是非多くの方にこの良さを感じていただきたいなと思っています。

でも、そのフェーシャルトリートメントを行うための化粧品選びもとっても大切。
女性にとってお顔の肌は、とっても大切で、肌が乾燥したり、ニキビができたり、つややはりがなかったりしただけで、気持ちがブルーになったり、自分に自信が持てなくなったり、とこころにも大きく影響してくるんですよね。

だからこそ、サロンで使う化粧品には、自分自身の化粧品選び以上にトコトンこだわりたい。

そのこだわりの内容は以下のようなものです。

1、地球環境に極力負担のないかたちで製造されているもの。
2、お肌が敏感でデリケートな方にも安心して使っていただける化粧品であること。
3、人工香料や過剰な防腐剤、過剰なパッケージングなどの不快要素がないもの。
4、長く使い続けたいと思える使用感や安心感があるもの。
5、できるだけ消費者に製造場所や製造過程 の情報公開をしている企業であること。
6、容器等が極力再利用可能なものであること。
7、その化粧品を使うことで、肌のホメオスタシス(自然治癒力)を高め、健やかで生き生きとした肌にしていけること。
8、使用感が多くの方に心地よいと感じていただけたり、天然の植物の香りをほのかに感じることができて、それを使うことで幸福感(ハッピー)を感じられること。
9、開発者や製造者のコンセプトや熱意が感じられるもの。
10、できれば地元企業を応援したいので日本の国産であれば尚良い。

などなど・・・・あげてみたら、なんと10個もあった!自分でもびっくり。

でもこんなにもこだわるのは、やはり私自身が自信を持ってお客様にトリートメントをして差し上げたいことと、少しでもお客様にその化粧品に興味を持ってもらって、お家でも使いたいわと思っていただきたいという気持ちもあります。だからといって、私のサロンでは使用する化粧品を積極的に勧めるということはしないと思います。

というのは、結局その方が何を使いたいか、使ったら良いのかはその方が決めること。私が決めることではないからです。皆さんがご自分の目と感性で選ばれたものが一番効果があるのではと思います。

なので、私が選ぶであろうサロン用化粧品は、まずは「サロンでフェーシャルトリートメントを1回受けたときだけでもとても心地よい使用感で、トリートメント後にはお肌の良い変化が感じられること」が大事になってくると思います。

てなわけで、かなーり自分でハードルを高く設定しているというべきか、こだわり過ぎ、頑固あたまと呼ぶべきかは分かりませんが、このサロン用化粧品選びに焦らずじっくりと探し続けているわけでして。

今日はその新しい化粧品との出会いを求めて行ってまいりました。

そして、約二十数社程のオーガニック化粧品メーカーが集まるコスメゾーン狙いで、端から端までじっくりと見て来ました。

どこのメーカーさんもさすがオーガニック企業というだけあって、どのような土地でどのような方が生産しているのかをきちんと答えて下さったり、天然の植物エキスや植物オイルなどを使ったとても魅力的な商品が沢山ありました。

魅力的な商品だが、衝動買いとならないように、コスメゾーン全体をまず一周し、各ブースでパンフレットを極力いただき、一度休憩スペースで簡単なランチを食べながら気持ちを落ち着かせ、もらってきたパンプレットを元にどれが自分のサロンのコンセプトに一番近いのか、どれが一番お客様にご満足いただけそうな商品であるのかを実際の今まで来て下さっているお客様のお顔を思い浮かべながら品定め。そうして逸る気持ちを抑えつつ(というのも中には“今展覧会限定価格!”というのも中にはあり、数量限定だったりする。以前その手に踊らされ、それほど必要のないものを衝動買いしてしまったり)、再びコスメゾーンへ。

ランチ中に絞ってきた数社のブースに再び立ち寄り、より詳しい商品の詳細を説明していただきながら、気になるものを実際に手の甲で実習。

最近常々、人でも物でも、自分にぴったりと合う物との出会いに関しては、もうこれは“運”であったり、“巡り会い”だったりするなぁと思ったりします。

自分の理想に近い物を探そうと躍起になっていてもなかなか見つからなかったのに、フッと一度力を抜いてみたら意外にあっさり自分が求めていたような、もしくは自分が思い描いていた物とは少し違うけど妙にしっくりくるものと出会ったり。

そんな時には、「意外と自分って無力だったんだな」とか「そんなに躍起になって探さなくても、流れに任せていれば自然と無理なく出会えたりするものだな」と思ったりします。

そんなこんなで、今回の展覧会で一番気になった化粧品ブースで、長々と1時間近く担当の方に(自宅に帰ってきて名刺を改めて見てみたらなんと社長さんだった!年齢は私と同じ位に見えた )何度も同じ質問をしたり、根掘り葉掘り成分や使用方法を聞いたりして、閉館ギリギリになってようやくお試しの化粧品を購入してきました。

それがこちらです。



こちらの化粧品は、“アン・ドートル・テルム”というシリーズの化粧品で、モロッコ発のナチュラルスキンケアブランドだそうです。

モロッコ人の女性の生理学博士によってつくられていて、モロッコの厳選された自然の原料のみ、可能な限りや野性あるいは有機栽培されたものが使用されており、全ての製品は防腐剤、保存料、石油由来原料、界面活性剤、鉱物油、アルコール、着色料、合成香料を無添加、大量生産せず手作りしているそうです。

ほぼ全品手の甲で試させていただきましたが、洗顔後に使用する水を加えるスクラブにドライローズや海泥が入っていたり、化粧水として使うネロリとローズのウォーターが100%天然の水蒸気蒸留水、化粧水の後に使用する黄金色のアルガンオイルがもう最高の使用感と保湿力。一番最後に肌状態に合わせて使用するバームの香り、テクスチャー、内容成分の充実具合がもう心躍る感じで。その他にも魅力的なポイントがいくつもあり。



また担当して下さった女性の社長さんが、なんとなくとても正直者で、信頼できる方に感じられたのも「まずは試してみようかな」と思ったポイント。こういったことって意外と大きな決定打になるんですよね。

てなわけで、今夜からこの“アン・ドートル・テルム”を自分の肌で試してみます。

試してみてからの感想はまたこちらにアップする予定です。お楽しみに。

最後に、そのオーガニックコスメゾーンでひときわキャッチーなルックスで引きつけられたブースをご紹介します。



本物のマカロンと見紛うようなキュートなルックス。いかにも女子が好きそうな可愛さじゃないですか?この色合いで合成着色料は一切使ってないそうです。そして、全品配合されている原料の精油はそれぞれ違うので、使用感や香りも違うのも選ぶ楽しみがありますね。でも、唯一の欠点が・・・「可愛すぎて使えない!」


それではまた〜












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