今日は、私が去年4月から通っているアロマテラピーの学校で、10時から18時まで解剖生理学の講義でした。
アロマテラピーにとても関係の深い分野だったので、時々襲われる睡魔と戦いながら、耳をかっぽじって聞いてきました。
教えてくださる先生は、本場イギリスでアロマテラピートリートメントを学ばれて、もうこの道何十年?というベテランの現役アロマセラピストの方で、日本では病院で癌患者さんへの緩和ケアに携わったり、その他様々な身体疾患や精神疾患の患者様にも補完代替療法としてのアロマテラピートリートメントを施されている方です。
解剖学や病理学のお話以外の、様々な症状を持たれているクライアントさんの症例のお話や経験談、セラピストとしての心構えなどもたくさんのことを教えてくださいます。
そのようなお話は、セラピスト初心者の私にとってはとても勉強になります。
アロマセラピストとして、クライアントさんに何ができるのか?
クライアントさんにどのように寄り添って、どのように心身をサポートしていけるのか?
クライアントさんの健康を第一に考えて、何が一番ベストなのかを考えること(自分の施術を第一に考えない)。
などなど。
とても大事なお話ばかりです。
セラピストになろうと決めた時から、
私は、自分以外の方にとって、私は何ができて何ができないのだろう?というようなことをよく考えるようになりました。
もしかしたら、私は、他の人には何もできないのかもしれない。
だけど、その方の気持ちに寄り添って、真摯に耳を傾け、心身の不調を和らげる"お手伝い"くらいしかできないかもしれない。
その方一人一人が「健やかに生きたい気持ち」や「痛みを和らげたい気持ち」をわかってあげて、
「それでは、一緒にその不調を改善できる方法を探していきましょう」
と言うことしかできないかもしれないです。
でも、人は何か痛みがある時は、まずその気持ちをわかってほしい、知ってほしい、聞いてほしいのではないかと思います。お医者さんに行く時もそうなんだろうな〜。
なーんてことを、毎月アロマスクールの帰り道では、ゆらゆらと考えながら、電車に揺られています。
それでは、また明日も早起き頑張ります!
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