3月の3日〜8日までの6日間は、バリ島のデンパサールという所にあるスパスクールに通っていました。デンパサールはバリ州の州都、バリ南部のバドゥン県の県庁所在地でもある行政、経済の中心地だそうです。それまで滞在していたヌサドゥアというさらに南の地域より、人口が多く、車やバイクの交通量も多く、観光客よりも圧倒的にバリの人々でごったがえしていました。バリ州政庁舎や入国管理局、日本領事館もこの地域にあります。
バリスパトレーニングセンターの玄関 |
スクールのロビー |
中庭にある小洒落たコーナー。ここで、ランチやおやつをいただいたり。 |
こちらも中庭の一角。池には鯉。東屋ではランチやおやつの時間やクラスメートとのおしゃべりに。 |
こちらの学校では、ウォームストーンセラピーとアーユルヴェーダマッサージを習得しました。
ウォームストーンセラピーとは、表面がつるつるに研磨された天然石を温かいお湯で温めて、石の表面にオイルを塗り、身体の上をリズミカルに滑らせながら、全身を温めながらコリをほぐしたり、リンパの流れを促したりするトリートメントです。そして最後には石を身体のいろいろな所に置いていき、石の温かさをじんわり感じていただきます。
ただでさえバリは暑い所なので、ウォームストーンをやっているとどんどん身体が温まっていってじっとりと汗をかきました。このトリートメントは、寒い日本の冬の間のトリートメントとして、またはつねに身体が冷えやすい方、水分代謝の悪い方などにはぴったりだと思います。石の温熱効果でしっかり骨の随まで温めてくれる感じで、時々カチカチと静かに鳴る石の音色にやさしい眠りへと誘われます。授業に集中しすぎて写真を撮るのを忘れてしまいましたー。
もうひとつのアーユルヴェーダマッサージですが、アーユルヴェーダとは何ぞや?から学ぶとすると、できればインドかスリランカへ行って、アーユルヴェーダ医学、哲学、食事法、健康法などを習得すべきなのだと思いますが、それはそれでまた大きな決断が必要になります!なので、今回私がバリで習得して来たのは“アーユルヴェーダ的”もしくは“アヴィヤンガ(アーユルヴェーダ理論に基づくマッサージをアヴィヤンガというそうです)的”マッサージというのが正しいのでしょう。ちなみにアヴィヤンガとは、『愛のこもった滑らかな手』という意味だそうです。いつか私の手もそんな手になれたら・・・と思います!
施術内容は、まず使用するオイルにはあらかじめサンダルウッドやレモン、バジル、シナモン、カルダモン等が煮出されています。そのオイルをバーナーで人肌くらいに温めます。
キャンドルの上皿にオイルが入っています。 |
学校で使用していたオイルがとても良い香りだったので、1ℓだけ購入してきました。今年いっぱいはこのオイルでアヴィヤンガトリートメントを皆さんに楽しんでいただけそうです。
最後にバリスパトレーニングセンターの教室の写真です。授業は各トリートメントに関しての座学は全くなく、はじめから実技のみだったので、まさに“トレーニングセンター”ってかんじでした。個人的には、各マッサージの理論、歴史、効果なども学びたかったので、少し物足りない内容でした。まあでも、バリ島で2つも学校に行かせてもらって、教え方の違いや、手技の違いも体験できたので良い経験だったと思っています。
実は私が宿泊していたのはこの教室の隣の部屋。学校の中で寝泊まりするのって何だか不思議な感じでした。 |
それではまた〜!
チャオ!
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