Translate

2014年2月24日月曜日

ジャムースパスクール3週目 フェーシャルの授業

日本やヨーロッパやアメリカはまだまだ寒いですよね。皆さん、お元気にお暮らしでしょうか。
こちらバリではただいま雨期のため、先週は昼夜問わずよく雨が降っていました。
さっきまで晴れていたと思ったら、突然激しい雨が降り始めるので、そんな時に外を歩いてたりしてたらやだな、と思ったりします。

さて、先週1週間はフェーシャルの授業でした。
バリ島では、どんなマッサージやフェーシャルも基本的には自然素材を使用し、古くから伝わる方法でトリートメントすることが多いようです。

なので、フェーシャルケアにも果物、野菜、植物、卵、蜂蜜、ヨーグルトなどを使用します。


授業で使用したのは、バナナ、アボカド、パパイヤ、パイナップル、ライム、キャンドルナッツ、卵、蜂蜜でした。これらをモデルさんの肌質や肌悩みに合わせてブレンドして、クレンジング、スクラブ、化粧水、マスクなどを作ります。マッサージだけはココナッツなどのオイルを使いました。


この素材の中には、酸が強かったり、かぶれの心配があるものもあるので、敏感肌の方には要注意ですね。幸いにも、私がトリートメントさせていただいたモデルさんの中には、トリートメント後にかぶれたりした方がいなかったので良かったです。マスクをしている最中はこんな感じです。マスクにはアボカド、アイカバーにはキュウリの輪切り、くちびるの保湿には蜂蜜を使ってます!


私も一度だけ先生にフェーシャルをやってもらいました。キュウリの化粧水でかぶれないかが心配でしたが、意外に大丈夫でした。あ、ちなみにこの写真に写っているのは私ではありません(笑)。素材の中には匂いや感触がいまいち、に感じるものもありました。でも、なかなか日本では経験できないことだと思うので、楽しかったです。日本に帰ったら、オリジナルのマスクのレシピをいろいろ試してみようと思います。

最後に、今日は日曜日で学校がお休みだったので近くのビーチに行ってきました。そこで、ツリーハウスや小さな海賊船を利用したカフェを見つけました。木漏れ日の中ひとり、ウトウトとしていたら、小さな森のお友達に遭遇しました。とても人懐っこいリスさんでした。




それでは、また〜!

2014年2月16日日曜日

クリームバストリートメントのレッスン

日本の皆さん、今年は雪が多くて大変ですね!
ご無事に過ごされていますか?関東地方の方々にとっては、今回のような大雪はあまり慣れていないと思うので、外出の際や、雪かきの際などくれぐれも気をつけて、けがや事故など無いようにとお祈りしています。

こちらバリではただいま29℃、日差しが強いので日中はあまり外を歩きたくなくなっちゃいます。

さて、先週は月曜日からバリ流のヘアケアトリートメント=クリームバスを習いました。

バリへ来たことがある方は、もしかしたらこのトリートメントを受けたことがあるかも知れません。私は今回が始めてでした。先々週に町スパで一度このトリートメントを受けたのですが、終わった後がとても髪がさらさら〜、そして私の頑固なくせ毛もまっすぐーになっていました。

クリームバスの教室にはシャンプー台やスチームタオル用の温蔵庫やマッサージ用のいすがあります。



クリームバストリートメントとは、
①まず始めにシャンプー台にてシャンプー&コンディショナーをします。
②マッサージ用の肘掛け椅子に移り、髪の毛の悩みや髪質に合わせた自然素材が入ったクリームを髪の毛をブロッキングしながら頭皮に塗り、指の腹で細かくスカルプマッサージを施します。クリームが少しヒンヤリしていて気持ちがいい♪
③クリームを髪の中央部、毛先にも丁寧に塗り込み、さらに頭皮をマッサージ。
④クリームを浸透させるためにホットタオルで髪の毛を包み込みます。
⑤ホットタオルで温めている間、今度は肩と腕のマッサージ。バリ式は結構圧がかかるため、強めのマッサージが好みの方には「う〜っ、効く〜っ!」って感じかも。もちろん好みに合わせて、ソフトなマッサージもできます。
⑥肩と腕のマッサージが終わったら、髪の毛のクリームを丁寧に洗い流します。
⑦最後はフランジパニというお花の精油で作ったヘアトニックを頭皮に塗布をしていきながら、スカルプマッサージをしてフィニッシュ。

この流れでだいたい一時間位です。
でも、最初慣れないうちは2時間近くかかってしまって、もちろんずっと立ちっぱなしで、しかもマッサージには圧の加減や筋肉の場所、骨の場所を確認しながらなのでかなり気を使いますし、初めて行う他者へのシャンプーは意外にとても難しく苦労しました。いつも何気に受けていた美容室のシャンプーがいかに熟練されていたかが分かりました。そんなことで、先週は毎日授業が終わるとぐったり、とても疲れていて、ある日は学校から帰ってきて、シャワー浴びて、食事をテイクアウトで済まし、夕方8時前には寝てしまったこともありました。

学校の授業が終わってからも、食堂で少し復習したり、朝少し早く学校に行ってさらに少し復習をしたりして、先週は先々週のバリニーズの時よりも頑張りました。

その結果、金曜日の実技のテストではほぼステップの間違えなし、時間もわずか5分オーバー(前後5分は減点なし)、筆記では100点満点!(内容はバリニーズに比べたらとても簡単ではあったけれども)と、なかなか満足できる結果となりました。

バリニーズの試験が自分で思ってたよりあまり満足できない出来だったので、今回は遊びに行きたい気持ちを抑えつつ、頑張りました。

クリームバスには、バリ島で容易く手に入る野菜や果物やナッツ類を使います。にんじん、アボカド、ライム、キャンドルナッツ、ココナツ、ペパーミントなど。これらを細かく砕いたり、つぶしたり、ジュース状などににしてからベースとなるクリームに混ぜ込みます。ココナツだけは今回、生のココナツではなく粉末状のもので使いました。

にんじんはあまり匂いがないけれど、ココナツやライム&ペパーミントはとても良い香りでした。日本でこのクリームバスをやるには、生のココナツやキャンドルナッツの入手が困難なのでなかなか難しいかも知れませんが、機会ができたら皆さんにできるように技術が風化していかないようにブラッシュアップしなくちゃ、です。

最後に、毎日他の生徒さんや先生方、スタッフさん達と和気あいあいとランチを食べているカフェテリアです。風通しが良くて、静かで心地が良いです〜。



それでは、また〜♪

2014年2月9日日曜日

タイハーバルボールマッサージのレッスンを受けてきました

今日のバリ島は快晴です!

昨日の夜中3時過ぎからは激しい雷雨があり、3〜4時間激しい雨が降り続いていました。明け方にやっと雨が止み、昨日はタイのハーバルボールマッサージの初級クラスを受けてきました。

バリでタイのマッサージ?と思われるかも知れませんが、タイ在住8年の日本講師の方が今回は特別バリにいらして週末限定レッスンをしてくださいました。私は以前からハーバルボールに関しては興味があったのですが、実際に体験したのは今回始めて!

まず、会場に入るとすぐにふわ〜っとやわらかく甘酸っぱいハーブの香りが漂ってきました。ハーブボールを蒸し器で蒸されていたので、多分その香りなんでしょう。


ハーバルボールマッサージとは、タイで自生している天然のハーブを乾燥させて布に包み、蒸し器などであたためて、全身の肌に直接あてていきながらマッサージをしていく方法だそうです。昔から、タイハーブでの自然療法は民間療法として伝えられ、特に女性の出産後のケアとして腹部にあてるなどして、産後の肥立ちに役立っていたそうです。



ボールの中に入っているハーブは、タイ北部の山奥で暮らす山岳民族の方々の手によって栽培されたハーブが入っています。

生姜、こぶみかんの皮、こぶみかんの葉、タマリンドの葉、ウコン、ガジュツ、レモングラス等。

乾燥した状態で嗅いでも良い香りです。





蒸し器で蒸して暖めると、じんわりハーブのエキスが染み出てきます。


あたためたハーブボールは素肌もしくは衣服の上からでもできるそうです。今回はレッスンなので着衣で行いました。






始めて受けてみた感想は、、、、まるであたたかいお母さんの手で包まれているような、ゆったりした手の動きが穏やかな海の波のような、そしてやわらかいハーブの香りに包まれて自然とやさしく穏やかな気持ちになり、すーっと眠りに誘われます。




今回はとりあえず試しに初級クラスだけの受講でしたが、ハーブボールの魅力に一気にひきこまれてしまいました。そしてまた今度はタイにハーブボールとルーシーダットン(タイの“仙人体操”と呼ばれる自己整体法)を学びに行きたくなってきました。

レッスンの最後はハーブサウナを体験させていただきました。




サウナの中はハーブの香りに満ちていました。

いい気持ち〜


それでは、また♪


2014年2月3日月曜日

バリでのトレーニングが始まりました!

先週の土曜日にバリ島に到着しました。
金曜の夜、羽田空港23:55発のエアーアジアに乗り、6時間半でマレーシア・クアラルンプール空港に到着。クアラルンプール空港で約3時間乗り換え便を待ち、またそこから2〜3時間位でやっとバリ島に到着。私が思ってたよりも意外と遠かった、、、。

到着してからの週末は、これから1ヶ月滞在するロッジの周辺を散策しました。

まずはじめに行ったのが、Jari Menari=ジャリ メナリというマッサージ店。このお店はダンシングフィンガーというマッサージの技法を用いていて、バリニーズの手技にハワイのロミロミマッサージや指圧などをミックスした技法だそうです。
驚いたことに、セラピストさんはみんな男性!この技法には力が必要だからだそうです。

私は90分のThe favorite massageというコースを選びました。
まずはロッカールームに通されて、まずバリの伝統衣装のサロンに着替えたら個室へ。
個室は奥に水が流れる石造りの壁があり、バスタブが付いていました。バスタブは多分もっと時間の長いスパコースで使うのかな。ベッドも床もとても綺麗で清潔感がありました。
マッサージの始まりと終わりには、何か鉄筋みたいな楽器を私の身体の上でチーンと鳴らされました。儀式みたいなものなのかな?
強さの好みを聞かれ、「ミディアム」と答えたら、これが意外にとっても痛い!これでもミディアム?と疑っちゃうほど、とっても圧が強くて、途中何度も息ができないほど痛くて、呻きそうでした。もちろんもし痛ければ「もう少し優しく、、、」と言えば良いのだけれど、いつもの私の悪い癖でつい“市場調査”の意識が強くて、「まずはオリジナル手技を体験してみようと思ってしまい、オリジナルオーダーを控えてしまいました。
でも今回のことで「次回からは我慢せずリクエストしよう」と心に決めました。というのもそれくらい痛かった!!そしてマッサージの中身はというと、このように圧が強いのでいた気持ちいいのが好きな方や、身体のコリが気になる人には良いかも、と思いました。
料金は450000インドネシアルピー=日本円で3800円位でした。

そして次の日の日曜は近くのビーチまで散歩へ。その途中で街中の小さなエステサロンに立ち寄ってみました。前日の強いマッサージのおかげで何だか肩がよけいに疲れてしまったので、肩から背中までのマッサージにしようかな〜と悩んでいるとお店のおばちゃんが「あれはどう?これはどう?」と勧めてきました。
ま、そんなおばちゃんのことは気にせずメニューを見てたら「どうせだから今まで受けたことのないメニューにしよう」と気持ちが変わり75000ルピー=630円の“クリームバス(45分)”にしました。“クリームバス”とは、バリ特有のヘアートリートメント&スカルプケアみたいなものらしく、こちらのサロンでは、ヘアシャンプーの後、頭部をマッサージしながらクリーム状のヘアパックのようなものを髪の毛に塗り付けられ、蒸しタオルで包んでいる最中に首、肩、背中、腕、手のひらまで指圧のような技法でマッサージされ、最後にクリームを洗い流し、その後ブローをしてくれました。

そして、こちらのお店でも驚いたことがひとつ。頭を洗ってくれる水が冷たい水なのです!“Sorry,cold water”と最初に言われ、何気なく“It,s ok.”と答えたものの、実際やられると「え?本当に?寒い!」と思い「本当にあったかいお湯はないんですか?」と聞くと、「ごめんなさい、ありません」という答え。まあ、一年中暑いバリだから問題ないのかも知れないけれど。

やってくれたお姉さんはとても親切で、終始笑顔で「どこでマッサージは習ったの?」「何のインドネシア料理が好き?」「おすすめのお店は?」などたわいのないことをおしゃべりしながら丁寧にしてくれました。ブローが終わると、私の強いくせのある髪の毛がさらさらでまっすぐで、「たまにはシャンプーだけでも美容室などでやってもらうのもいいかな」なんて思いました。

そして、ついに今日から待ちに待ったバリでのトレーニングが始まりました。
私がこれから一ヶ月お世話になる学校はバリ島の南に位置するヌサドゥアという地域にあるジャムースパスクールさんです。
宿泊しているロッジからは歩いて10分以内のところにあります。

今日から一週間はトラディショナルバリニーズマッサージを習います。
先生はバリ出身の男性です。ラッキーなことに今週のこの授業は生徒は私一人だそうです。先週は6人だったらしいので、本当にラッキーです。
先生とマンツーマンなので、分からないことは遠慮なくどんどん聞けるし、授業の進みも早く、練習もいっぱいできる!

実は私はこちらに来る前にバリニーズを受けたことがありませんでした。
バリニーズマッサージもインドのアーユルヴェーダマッサージやアロマテラピーや指圧など世界のいろんな技法を合わせて発展したものだそうです。

今週木曜日まで手技を習って、練習して、金曜日にテストです。
テストの結果はExcellent,Very good,Goodのいずれかだそうです。
是非、Excellentがもらえるようにまた明日から頑張ります!



ヌサドゥア ビーチ